続・『ニライカナイの手紙』検証 [アヤシイ系]
先日の記事http://blog.so-net.ne.jp/warabaa/2006-07-24 で、当日中に東京から竹富島へ帰れるか、という検証を行ったが、不備があったので検証し直してみた。主人公の行動を吉祥寺〜渋谷〜羽田空港、としていたが、主人公は渋谷の郵便局を訪ねたあと、また吉祥寺に戻っておじいを探しているので、正しくは吉祥寺〜渋谷〜吉祥寺〜羽田空港ということになる。ということで、もう一度、主人公の足取りをチェックしてみよう。前回と同様、羽田空港発の那覇行きの便に乗るためには12：20までに着かなくてはならない、という点から逆算していく。すると、前回の（D）（E）（F）に変動があり、さらに（F*）と（F**）が付け加わる。よって、以下のようになる。
（C）渋谷10：40着
↓
（D）渋谷の郵便局
↓
（E）渋谷駅発10：48
↓
（F）吉祥寺駅着11：04、井の頭公園
↓
（F*）吉祥寺駅発11：24発
↓
（F**）羽田空港12：22着
さて、ここで問題となるのは、（D）と（F**）である。まず、（F**）を考えてみると、到着が12：22。飛行機の出発が12：40なので、搭乗20分前に受付が締め切られることを考えるとちと厳しい。だが、受付締め切り後に、地上係員のおねーちゃんと一緒に走って出発間際の飛行機に搭乗する場合もあるので、これはなんとかなりそうだ。実はもっと問題なのが、（D）のほうだろう。渋谷着が10：40で渋谷発が10：48なので、その間、わずか8分間しかない。走って駅ビルから出るだけでも1、2分かかるはず。しかも主人公は郵便局で局長と会話しているのでさらに何分かは郵便局内にいたことになる。となると、その郵便局は駅ビル内にでもないと、おそらく間に合わないのではないかと思われるがどうだろう（劇中の郵便局はひなびた小さな局で、そんなに渋谷繁華街から近くとも思えないが）。
以上の点を勘案すると、結論としては、一応、無理すれば当日中に竹富島までたどり着けないこともない、ということになる。ただし、（1）（そうは思えないが）渋谷の郵便局が駅に隣接するほど近い（2）（重要な内容だったにも関わらずｗ）郵便局長との会話時間は非常に短い（3）空港のJALの係員が柔軟な対応をした、という3点が条件となる。
最後の最後に、おじいの謎が残っている。前回記した通り、主人公が島にたどり着いてずっと後に、おじいも船でたどり着いている。とすると、考えられるのは次の2つ。（1）主人公が乗ったフェリーは最終便でなく、おじいのほうが最終便でやってきた（2）おじいは通常の最終便ではなく、特別にチャーターした船でやってきた、のいずれかである。しかし、これまで主人公の行動を全てフェリー最終便に間に合うように想定して組み立ててきたので、もし主人公が最終便でないなら、もっと早い時間割で行動せねばならず、こうして島にたどり着くことはあり得ないはず。となると（1）は考えられない。従って、（2）の可能性が高い。おじいは島唯一の郵便局の局長だ。だから島の人間にはかなり顔が利くだろう。つまり、フェリー会社にもそれなりに影響力があり、本来なら17：30の最終便で終わっていたのに、特別にチャーターして船を出してもらった、ということもないとは言えないだろう。
ということで、どなたか興味ある方は、さらなる検証をお願いしますｗ
映画『ニライカナイの手紙』の検証----東京〜竹富は可能か [アヤシイ系]
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2006/01/24
- メディア: DVD
『ニライカナイからの手紙』
超簡単なあらすじ
竹富島でおじいと暮らす主人公の少女。小さい頃に母は島を出て行き、毎年誕生日に東京から手紙が届くだけ。なぜ母は姿を見せてくれないのかという疑問を胸に秘め、少女は成長していく。そしてカメラマンになりたいという夢を抱き、母も住んでいるはずの東京へと向かう・・・
ネタバレになってしまうのであらすじはこのくらいにして、本題は、この映画の劇中の東京〜竹富島移動が可能かどうかを検証することにある。以下、チラシの裏
84歳現役ラッパー [アヤシイ系]
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Pヴァイン・レコード
- 発売日: 2005/11/18
- メディア: CD
いよいよ発売されました、84歳現役ラッパー坂上弘さんの初アルバム！
あの特殊漫画家根本敬氏が惚れ込んだ、今イチオシの人物。ちなみに根本氏は坂上さんを、ツインピークスの最終場面に出てくるジミースコット（少年のまま老人になる病気になりそのまま本物の老人になった歌手）に重ね合わせている。10月の映像夜間中学にゲストとして登場していたが、確かにほのぼのしたルックスは、どことなく少年っぽさを感じさせる。「卒業」と「交通地獄」を熱唱してくれたが、84歳にしてその声の伸びは驚かされる。彼こそ高齢社会日本を代表するソウルフルラッパーだ！
本人の交通事故経験を綴った1曲目、有名な尾崎豊のカバー2曲目、声に張り合いがあってリズミカルな5曲目がイイです。それにしても、こうして人望を得てメジャーデビューを果たせる坂上さんもいれば、他人に嫉妬ばかりして後ろ指さされるようになる某烏山系アーティストもいるわけでｗ（アノ人も「投票所へ行こうよ」「O-157食中毒防止音頭」「アイドリングストップ〜きれいにしましょう東京の空」の3曲は大好きなんだがなあ）。
今後の坂上さんの活躍に注目っす。
1、交通地獄
2、卒業
3、やまと寿歌
4、恋しのアンヂェラ
5、借金地獄
6、交通地獄 Remix
7、卒業（ライブ・バージョン）
無所属25歳 [アヤシイ系]
先日の衆院選で東京22区に強力な新人候補が出現しました。山下万葉さんという方です。
東京22区の選挙結果
自民候補 150404
民主候補 107417
共産候補 28356
山下万葉 2483
・ディズニーランドの乙女たちを外交親善大使に！
・より良き人間関係を創る友達バンクを！
・性風俗問題を啓発する法律の制定とグループホームを！
・アニメ・声優界を変える！人材バンクの設立を！
・巫女さんの将来に希望のもてるサポート体制を！
・ストップ・ザ・矢野！狛江市長の偏狭なナショナリズムを許さない！
大変独創的な公約だと思います・・・
ところで、彼の出馬及び得票数が、他候補に微妙な（もしかしたら非常に大きな）影響を与えているようです。彼の得票数は上記の通り2483票。共産党候補は28356票でした。東京22区の供託金没収点が28866票ということで、もし、彼が出馬せずに2483票が分散し共産党候補があと500票程度上積みして供託金没収点を超えていたら、比例復活当選となっていました（この共産党候補は重複立候補で比例名簿1位）。比例東京ブロックで共産党は1議席を獲得しましたが、500票足りなかったこの候補は復活できず、名簿2位の比例単独候補が当選しています。選挙って恐ろしい・・・・
WE LOVE メッコール [アヤシイ系]
以前にもこの方の記事 で取り上げられましたが
今年もやってまいりました、メッコールの夏。炭酸飲料が飲みたい。だけど体に悪いのはなあ・・・とお思いのあなたにぜひ！
SPARKLING BARLEY DRINK
大麦健康飲料メッコール
McCOL made of barley extract & mineral water. it just suits your taste.
○メッコール1本に含まれるビタミン ・ビタミンB1---------胚芽米4杯分 ・ビタミンB2---------たまご4個分 ・ビタミンC-----------レモン5個分 ・ナイアシン----------オレンジ9個分
だそうです。味は甘い麦茶に炭酸入れた感じ。激マズという人も多いですが、私はだいじょうぶです。
ちなみに、このメッコールが売られていた自動販売機の近くには○○教会がありますｗ
おい、小池！ [アヤシイ系]
最近、駅前などで張られているポスターが気になっていた。もちろん、「おい、小池！」である。この呼びかけ調には驚かされますね。
彼の特徴だが、
・両手とも小指が短く、指先が薬指の第一関節に届かない。
・手は大きく、ぽっちゃりとしている。
・いつも深爪にしていた。
・薄く細い毛にパーマをかけていた。
・字は右。ボール投げは左。
・箸の使い方がヘタ（握り箸）。
・盲腸の手術痕。
・前歯が4本ない（入れ歯？マスク？）
・ひげが濃い
ということらしい。深爪とか箸の使い方がヘタとかけっこう笑えます。
全国の小池さん（特に小さい子供）がイジメられていないか、ちと心配ですな。
↓携帯の待ち受け画像に使えるそうです。誰が使うんだｗｗ
http://www.police.tokushima.tokushima.jp/matiuke/matiuke_top.html
闘え！悪徳？商法 （リゾートマンション宿泊券の巻） [アヤシイ系]
昨年、ある懸賞サイトに応募した時の話。
賞品は１等がハワイペア旅行、２等が現金１０万円、３等がリゾートマンションペア１泊宿泊券、４等が映画鑑賞券かなにかだったと思う。
応募したのはいいが、なんとなくひっかかるものがあった。なにやらアヤシイ感じがしたのだ。ちょうどその頃、ネット上では架空請求メールなどが横行していて、そうしたメールをなんとか撃退したいと思って、いろんなサイトで対処法を探していたところだった。例えば、『悪徳マニアックス』『もうかる商法の研究』『苦情の坩堝』などなど。
そこで、この懸賞サイトを運営している会社（ちなみにその会社は池袋の某有名ビルにある）をこれらのサイトで調べてみた。すると、いくつか記事がひっかかってきた。なんかあやしい会社のようだ（レジャー会員権や宝石・絵画などを取り扱っている）。各サイトの記事を総合すると、いわゆるアポイントメント商法（会員権商法でもある）の会社らしい。悪徳とまで言えるかわからないが、強引な勧誘が問題となっている（いた）会社だ。その手口はこうだ。
・アポイントメント商法は、「プレゼントが当たったので取りに来てほしい」「安く旅行へ行ける会員になれる」「アンケートに答えてほしい」などの名目で電話やハガキで喫茶店や営業所に呼び出し、出かけた消費者に高額な商品や役務（サービス）を契約させる販売方法です。勧誘員に長時間にわたり商品やサービスの説明をされ、時には説明が深夜まで及ぶこともあります。断わりにくい雰囲気になり、早く帰りたいので契約してしまうケースが多く見られます。20歳になると未成年者による契約の取消しを主張できなくなることから、20歳になったばかりの若者に勧誘の電話がさかんにかかってくることがあるので注意が必要です。
ここで懸賞サイトをもう一度よく眺めてみる。利用規約には、次のような一文があった。
・・・また一部賞品につきましては、弊社またはスポンサー企業のショールームにて選択、または引換えして頂く場合がございます。ご了承下さい。
ハワイ旅行にしろ現金にしろ、わざわざこちらが出向いて受け取る必要なんてあるんだろうか。向こうがチケットなり書留なりを郵送してくれれば、それで済む話なんじゃないだろうか。これはますますアヤシイ。
懸賞サイトにはさらに、「当選者の声」がのっているんだが、こうなると変だ。例えば、
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
北海道 ○○様 (リゾートマンション宿泊券)
危うく当選メールを見のがすところでした。
ありがとう!!
新潟県 ××様 (現金１０万円)
ドヒャー。びっくりです。当選メールに感動しました。
しかも現金10万円なんて。ホントにもらえるの?
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
といったような、東京以外に住んでいる当選者が存在している。ということは、これら当選者はどうやって賞品を受け取っているんだ？わざわざ池袋の事務所に取りに行かねばならんのか？おかしいぞ。
さて、応募して数日後、当選通知メールが来た。なんと、リゾートマンションペア宿泊券が当選したとのことｗ。連絡先の電話番号があったのでさっそく電話してみる。
相手：「おめでとうございます。・・・・ご当選のリゾートマンション宿泊券ですが、リゾートマンションに宿泊なされたことはございますか？」
私：「いや、ないです。」
相手：「通常のホテルの宿泊と異なりまして、設備の使い方などいくつか説明事項がございます。つきましては、当社ショールームまでおいで頂きたいのですが。」
私：「いや、かまいませんから郵送でお願いします。」
相手：「現地に行って設備の使い方がわからない、という場合もございますし・・・」
私が郵送で送れ、なんでこっちが出向かなきゃいけないんだ、としつこくゴネたので向こうも困っているようだ。そして別の（上司らしい）女性担当者に代わった。彼女は同じような話を繰り返したあと、利用規約を持ち出してきた。
相手：「・・・利用規約をご覧になりましたか？こちらに出向いて賞品を受け取って頂く場合もございます、と明記してあります。」
そこで私はさきの疑問をぶつけてみた。
私：「第○回当選者の声ってありますよね？この○○さんって方はリゾートマンション宿泊券が当たったんですよね？」
相手：「はい、ご当選なさっております。」
私：「この方は北海道となってますけど、宿泊券をわざわざ池袋まで受け取りに来られたんですか？郵送してはいないのですか？」
さすがに相手は虚をつかれたようだ。
相手：「そ、それは・・・たぶん・・・郵送でしょうねえ」
私：「当選者全員が池袋に取りに来るんじゃなくて、郵送もしてるんですね？じゃあ、私のも郵送にしてもかまわないでしょ、郵送でお願いします！」
結局、相手はしぶしぶ引き下がり、郵送で送ることを約束し、実際に２日後、宿泊券が送られてきたのだった。最初は宿泊券自体も存在しないのではないか？と疑っていたが、マンションへの宿泊自体は実際に可能なようだ。なお、同封されていた紙には以下のような文言が書かれていた。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
懸賞サイト○○○をご利用頂きありがとうございます。
また、この度はご当選おめでとうございます。
本来弊社サービスカウンターにご来社頂き、当選された賞金、商品の
受渡しを行なっておりますが、今回は当選商品「リゾートマンションペア宿泊券」を送付させて頂きます。
下記注意事項、宿泊券裏面注意事項を遵守の上、快適な宿泊をお楽しみ下さい。
・○○○○○○
・×××××××
・△△△△△△△△△
株式会社×× 懸賞サイト運営部 △△
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
というわけで、会員権やら絵画やら売りつけられることなく、相手の事務所に行かないまま宿泊券(σ･∀･)σｹﾞｯﾂ!!することができた。まあ、相手の手を煩わせて入手した宿泊券なんですが、結局利用しませんでした（ﾜﾗ。だって、リゾートマンションの場所が私にとっては不便な場所にあるし、予約やカギの受け渡しのために会社に何度も連絡しなければいけないという、めんどくさいシステムだったから。こうして、寸借詐欺のあと心に誓った悪徳？商法への私なりのささやかな復讐は実現されたのだった。
しかし、やっぱりこの懸賞サイトと運営会社はうさんくさい。ちなみに、同じ会社がやっている似たような懸賞サイトがiモードにもあったので、ためしに、ニセ住所名前で携帯メルアドのみ本物で応募したら、やっぱり「リゾートマンションペア1泊宿泊券」当選メールがきました（ﾜﾗ
応募時のアンケート項目から考えると、東京近辺在住の、２０～３０代前半の未婚者には、 かなりの確率で（ﾜﾗ）宿泊券が当たる仕組みになっているのではないかと思われます。この会社は現在、会社名を変えて別の懸賞サイトを運営しています。
東京在住のみなさん、下記懸賞サイトでリゾートマンション宿泊券、当ててみませんか？ｗ
tp://www.oubo-site.net/index.html
南くんを探せ！ [アヤシイ系]
もう１０年くらい前の話で恐縮ですが。
P大学のあるサークルが出していた小冊子をたまに読んでいたんだが、こんな記事が載っていた。
題は「南くんを探せ」。雑誌にあった記憶術か何かのアヤシイ宣伝広告に、P大学法学部に見事合格した「南」くんの「合格体験記」があり、果たしてこの「南」くんなる人物は実在するのか？それを検証する、という企画だった。今ならどうってことない企画かもしれないけど、当時の私にとっては非常に興味深く思えたものだった。
さて、実際の捜索（というほど大げさではないけど）。雑誌に記載されていた「南なんたら」という名前と合格年度を元に、法学部の友人・知人、ゼミの教員、さらに事務室職員にまでヒアリングし、どうやって仕入れたのかわからないが学生名簿までチェックして、「南」くんは実在しない！との結論を導いたのだった。
残念ながら小冊子は手元になく、しかも古い話なので、その記事の真偽は不明だ。しかしながら、その記事を書いた「記者」たちのジャーナリズム魂（ﾜﾗ）は立派だと思う。というか、「こんなﾔﾂほんとにいるのか？」っていう目の付けどころがﾖｶｯﾀ！
