SSブログ
アヤシイ系 ブログトップ
- | 次の10件

寸借詐欺。同情するなら金をくれ! [アヤシイ系]

最近、オレオレ詐欺(振り込め詐欺)の話題が巷をにぎわせているが、こんな寸借(すんしゃく)詐欺にひっかかったバカ野郎がいるのです。。。。。。。。つか、私だけだなこんな詐欺にひっかかってるのはw

一昨年の1月頃の話。昼間、家でごろごろしていたら、チャイムが鳴った。おそらく何かの集金だろうと思いながら玄関のドアをあけると、茶髪の若い男が立っていた。どうやら集金ではないようだ。聞くと、アパートの1階(私のアパートは2階建てで私は2階に住んでいる)の103号室に引っ越してきたばかりだと言う。そういえば1階に空き部屋があったっけ。あの部屋に引っ越してきたのかあ。彼はおずおずと話し出した。

熊本の実家の父が倒れた。急いで帰省したいのだが大家さんの電話番号を知らないか?」そんなこと急に言われても、大家の電話番号など覚えていない。彼はさも困ったような顔をした。「熊本に今すぐ帰りたいのだが、どうしても1万円足りない。もうしわけないが貸してもらえないだろうか。もちろん戻ってきたらお返ししますので。」まあこの時点でアヤシイと思うのが当然だ。私もアヤシイと思った。だが、なんとなく、彼の話が万一本当だったらかわいそうだなという気持ちがよぎってしまったのだった。たまたまその日は数万円所持しており、1万円なら貸そうと思えば貸せたのである。

私は机の中から1万円を取りだし、彼に渡した。彼は「イシハラマナブ」と名乗り、連絡先を書くというので紙とペンを要求してきた。私が手渡した紙に、彼は名前と携帯電話の番号を書き、私の携帯電話からその番号に電話をかけさせて、その番号が本物であることを証明した。そして彼は礼をいって去った。

さて、半分アヤしいと思っていた私のほうであるが、急いでアパートの管理会社に電話した。そして、1階に新しい入居者がいるかどうか尋ねたのである。管理会社の返事は「この数ヶ月募集しているがまだ入居者はいない」とのことであった。しかも、空いていた部屋は103号室ではなくて101号室だった。彼の携帯に何度かかけてみたが、当然出てこない(プリペイド携帯だったようだ)。やっぱりだまされていた〜! orz

そこで私はそのまま駅前の交番に行き、鈴木宗男そっくりのおまわりさんに、事の顛末を話した。そして警察署に回され、志賀勝そっくりの怖い顔をした刑事さんに事情を説明し、持参した紙とペンの指紋検査もやってもらった。結果はすぐに出たが、どうやらうまく検出できなかったらしい。警察では「知能犯」ということで捜査するということだったが、犯人の身元を割り出して逮捕までこぎ着けられるかどうかはちょっとわからんな、というのが刑事さんのコメントだった。まあ私も、変な同情心をだして初対面の見知らぬ人物に金を貸してしまったのだから自分が悪い、ということであきらめていた。

記憶も薄れかけてきた数ヶ月後、新聞の片隅に犯人逮捕の記事が載った。

4万円をだまし取った疑いで逮捕 A署は、住所不定、無職××××容疑者(29)を詐欺の疑いで逮捕した、と発表した。1月中旬、A市内の女性公務員(24)の自宅を訪れ、近所の住民を装い、「田舎の父が交通事故に遭い、熊本に帰らなければならなくなったので金を貸してください」などと偽り、現金4万円をだまし取った疑い。

記事には載っていないが、イシハラマナブ(仮名)くんの逮捕のきっかけを刑事さんから後日聞くことができた。なんでも、近くの駅前をぼーっと歩いていたので駅前交番のお巡りさんが捕まえたのだとか。彼は最初は東北で、その後、東京に出てきて詐欺を繰り返していたらしい。私の住むA市では、被害者が十数人いたようだ。

結局、1万円は戻ってこないまま事件は解決してしまった。まだ私の携帯には、イシハラマナブくんのプリペイド携帯番号090-386XXXXXが残っている。

その後、詐欺や悪質商法に対して何らかの復讐を誓ったのだが、ささやかながら(というかショボイ)復讐を果たすことができた(と勝手に自分を慰めている)。その話はまた項を改めて。


nice!(4)  コメント(11) 
共通テーマ:ニュース

不思議不思議の不思議膏 [アヤシイ系]

 某女史が無料サンプルを注文したヒサヤ大黒堂から、資料がぞくぞくと送られてきている。その資料類を見せてもらっているが、これがなかなか面白い。例えば、「家憲」という名の文書がある。要するに創業者がいかにして、ぢ治療薬を開発するに至ったか・どのような心構えを持つべきかを、建国の神話以降の日本の歴史とともに語る、創業者一家に代々伝えられていた教訓、いわば「オレ様憲法」だ。全編真面目でなかなか読み応えある文書(つっこみドコロも満載)なのだが、なかには笑える部分もある。創業者である久右衛門さんは息子の「ぢ」に心を痛め、「餓鬼草紙」「病草紙」といった医療関係の渡来書をひもといていくのだが、次のような一文を見つけて (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルするのだ。

「ある男、生まれつきにて 尻の穴  あま多ありけり、くそまるとき  孔(あな)ごとにいでて煩はしかりけり」

「くそ」を「まる」という古語表現もアレだが、それにしても、尻の穴がたくさんあるなんて、なんと恐ろしい事態ぢゃないか!というか、それってもはや「ぢ」ではないんぢゃないのか!・・・・・・・と思ったが、どうやら重度の痔の場合、こういう症状もあるらしい。うーん、怖いです。ヒサヤ大黒堂の薬がホントに効き目あるのかどうかよくわかりませんが、ぢってあなどれませんなあ。

 


- | 次の10件 アヤシイ系 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。